
概要
北九州市が整備した遊歩道
玄海遊歩道は、高塔山公園をスタートして、石峰山、弥勒山を経由し、響灘緑地グリーンパーク北ゲートがゴールの、総延長12kmほどの遊歩道です。
すべて歩くと、若松区を半分ほど横断することができます。
北九州市が昭和45年(1970年)に整備したもので、山道、林道、舗装路と、バラエティーに富んだコースとなっています。
コース詳細
コースは2つ
玄海遊歩道のチェックポイントをたどるコース
高塔山⇒石峰山⇒弥勒山⇒グリーンパークと、全22カ所のチェックポイントをすべてたどるコースです。
この記事では、主にこちらのコースについて紹介しています。
全長約12km、休憩時間を入れない所要時間は3.5~4時間程度です。
高塔山山頂から始まるので、スタート位置まで徒歩か車で来る必要があります。
徒歩で高塔山に登る場合は、JR若松駅や北九州市営バスの『大橋通り』バス停から30分程度かかります。
車の場合は、高塔山公園に無料駐車場があるので、そちらに停めましょう。
藤ノ木コース
藤ノ木小学校を少し登ったところにある『今光東公園』がスタート地点で、烽火台山を経由し、玄海遊歩道に合流するコースです。
高塔山公園からのコースよりも、所要時間が30分程度短くなります。
玄海遊歩道に合流するまでが約3.5km、1~1.5時間かかります。
今光東公園までは、近くに駐車できる場所がないので、公共交通機関を使うことをおすすめします。
北九州市営バスの『今光峠』バス停か、JR『藤ノ木駅』から歩くのが良いでしょう。
マップ
地図の赤い線が、玄海遊歩道のコースです。
オレンジの線が藤ノ木コースです。
地図上のアイコンを選択すると、詳細情報が表示されます。
見どころピックアップ
高塔山公園

標高124mの高塔山の山頂にある公園です。
東側にある展望台からの景色が素晴らしく、一見の価値はあると思いますので、ぜひ寄って行ってください。
展望台の近くには、河童を封じた伝説のある『かっぱ封じの地蔵尊』があります。
こちらも(確認するのは難しいですが)背中に釘が刺さっている珍しいお地蔵さんなので、ぜひお参りしていってください。
桜とアジサイが多く植えられているのせ、春と梅雨時が特におすすめです。
無料駐車場が複数あるので、車でお越しの際は利用しましょう。
トイレと自動販売機があるので、歩き出す前に準備していきましょう。
関連記事:

石峰山

石峰山は、標高302mの玄海遊歩道で一番高い山です。
頂上は平らに開けていて、休憩用の広めのベンチ?が2つ置かれています。
晩秋~春はベンチ前の草木が減るので、洞海湾や皿倉山を見渡しながら休憩できます。
逆に、夏場や秋の早い時期は草木が生い茂っているので、眺望はいまいちとなります。
貴重な椅子に座って休憩できるところなので、軽食を食べながらゆっくり休憩するのがおすすめです。
烽火台山

標高281mと高くはありませんが、非常に眺望の良い山頂の山です。
『烽火』はのろしのことで、江戸時代にロシア船の接近時の急報の手段として、佐賀から小倉までのろしのリレーをする計画があったそうです。
山頂はデコボコとした広場になっていて、へこんだところは高射砲が設置されていた跡地とのことです。
官営八幡製鉄所がある八幡方面もくっきり見える場所なので、高射砲が置かれていたのも納得な場所です。

弥勒山

標高193mで、もとは弥勒菩薩を祀った霊山とのことです。
こちらの山も山頂が広場になっていて、やはり高射砲陣地があったとのことです。
現在は、周りに木が生い茂っていて眺望ゼロですが、木がなければ八幡・芦屋方面まで見渡せそうです。
グリーンパーク側に下山する際の登山道が割と荒れているので、足元に注意して下るようにしましょう。
グリーンパーク

グリーンパークは、頓田貯水池を含むその周辺の『響灘緑地』にある大きな公園です。
芝生広場や巨大な温室の熱帯生態園、恐竜のロボットを見ることができるディノパークと、子供連れに得意におすすめなスポットです。
玄海遊歩道を踏破してから遊ぶ気力はないかもしれませんが、土日にはフードカーが出店していたり、登山シーズンである春と秋にバラフェアが開催されているので、少し立ち寄ってみるもの良いかもしれません。
関連記事:

利用する際の注意
低山でも登山の準備を
一番高い山でも石峰山の302mで、『低い山だから普段着でも大丈夫じゃ?』と思うかもしれません。
しかし、玄海遊歩道は結構な距離(筆者の足で4時間程度)があり、あまり整備されていない道(特に弥勒山周辺)もあります。
動きやすい服装や靴で、多めの飲み物やちょっとしたお菓子などの行動食を持っていくのをおすすめします。
時期によっては蚊やマダニもいるので、対策として極力肌の露出をなくし、オールシーズン虫よけスプレーを塗っていくことをおすすめします。
初めて歩くときはナビアプリ推奨
玄海遊歩道は、道が分かりにくかったり紛らわしい脇道などもなく、道を間違いやすいところには道しるべの看板があるので、まず迷うことなく踏破することができます。
とはいえ、初めて歩くときはYAMAPやヤマレコといった登山用のナビアプリを使いながら歩いたほうが安心です。
午前中に踏破するつもりで
玄海遊歩道の後半は、ほとんど山の北斜面を通ることになります。
山の北斜面は、午後から少しでも日が傾くと、一気に暗くなります。
昼には山道を抜ける(できればグリーンパークに着く)ような日程を組んでいくことをおすすめします。

帰りの公共交通機関を確認する
グリーンパークからの公共交通機関はバスだけで、本数がかなり少ないです。
車で迎えに来てもらうのが一番早いですが、事前にバスの時間を調べておくか、体力に余裕がある方はJR二島駅まで歩いたほうが交通の便が良いです。


コメント