はるか遠くを望む岬『遠見ヶ鼻』

若松区
名前の通りどこまでも遠くを見ることができる『遠見ヶ鼻』について紹介していきます。

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概要

夕焼けがきれいな絶景スポット


遠見ヶ鼻は、若松区の響灘沿いの海岸線にある岬です。

非常に見晴らしがよく、晴れていれば白島の石油備蓄基地や山口県方面まではっきり見ることができます。

荒天を除けばいつ来ても絶景を楽しめますが、特に夕焼けの時間帯が人気です。

真昼間の青い空と白い灯台の色がくっきりと見える時間帯もいいですよ


県指定天然記念物の地層群


遠見ヶ鼻の下には、波で浸食された横縞模様の地形を見ることができます。

これは『芦屋層群』と呼ばれる地層で、福岡県指定の天然記念物となっています。


見どころ

妙見埼灯台


遠見ヶ鼻の先端に建っている真っ白な灯台が『妙見埼灯台』です。

青い空と海の色によく映えます。

昭和41年に建造、点灯されました。

遠見ヶ鼻(妙見崎)には、江戸時代から遠見番所が置かれ、異国の船を見張ったり、難破船にいち早く気付けるようにと備えられてきました。

遠くが見えるということは遠くからも見えるということで、現在では灯台が建てられ、響灘や玄界灘を航行する船舶の重要な目印となっています。

灯台カードに対応しているようです。
灯台の扉にQRコードが貼ってあるので、興味がある方はぜひダウンロードしてみてください!

御嵜神社


御嵜神社は、遠見ヶ鼻の入り口の鳥居をくぐった先にある、縁結びや夫婦仲にご利益がある神社です。

現在は遠見ヶ鼻の下のほうに位置しているのですが、かつては妙見埼灯台のある場所で海に向かって立っていたそうです。

言い伝えによると、

御嵜神社には夫婦の神様が住んでおり、夫婦のうち男の神様が、日本一美しい遠見ヶ鼻の夕日に心を奪われてしまいました。

それに嫉妬した女の神様が八つ当たりし、遠見ヶ鼻の沖で遭難事故が相次ぎました。

そこで村人たちが、夕日が見えない現在の位置に神社を動かしました。

現在の位置に神社を打ちした結果、夫婦の神様はよりを戻し、今では縁結びや夫婦円満の願いを叶えてくれるようになったそうです


岩屋・遠見ヶ鼻の芦屋層群


遠見ヶ鼻は、県指定天然記念物『岩屋・遠見ヶ鼻の芦屋層群』に属しています。

この地層は、約2,500~3,200万年前に遠見ヶ鼻が浅い海の底だったとき、砂や砂利が積もってできた層となっています。

また、層のところどころにあるオレンジ色の部分は、層ができた当時に暴風時の波浪の影響で作られた層と言われ、『ストーム堆積物』と呼ばれます。

海の底だったことから、当時の海で生きていた貝やサメ、クジラや海鳥の骨などの化石やアナジャコ類の巣穴が見つかっています。

見つかった化石の中に、極めて保存状態が良い『ヤマトケタス』というクジラの化石があります。

このヤマトケタスの全身復元骨格が、八幡東区の『いのちのたび博物館』で展示されているので、興味がある方はそちらもおすすめです。

生命の多様性と歴史を学ぶ『北九州市立いのちのたび博物館』
北九州市八幡東区にある『北九州市立いのちのたび博物館』(正式名称:北九州市立自然史・歴史博物館)について紹介していきます。
化石が取れるからと言って勝手に掘るのは絶対にやめましょう!

注意事項

荒天時はNG

遠見ヶ鼻は、周りに何もない吹きさらしの場所なので、天気の影響をもろに受けます。

特に風の強い日は、吹き飛ばされそうなうえに波も激しくなるので危険です。

天気の良い日に訪れたほうがよいでしょう。

岬の下に降りたいときは、足元と潮位に注意!

芦屋層群を観察したいという人は、遠見ヶ鼻の下の磯に降りることになるかと思います。

磯は波の浸食でかなりデコボコしていて歩きづらいです。

歩きやすい靴を履くことをおすすめします。

また潮位の高い時は、磯に波がかかって歩けなくなります。

なるべく干潮の時間を見てきましょう。

詳細情報

公式サイト https://www.city.kitakyushu.lg.jp/wakamatsu/file_0021.html
営業時間 なし
利用料金 無料
駐車場 民間の駐車場あり 500円
住所 〒808-0123
福岡県北九州市若松区有毛2829
お問い合わせ

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