![](https://kitakyuyoitoko.com/wp-content/uploads/2023/10/icon_001.jpg)
どんなイベント?
北九州港の開港記念日に合わせたイベント
北九州港は、門司港地区、新門司地区、小倉地区、洞海地区、響灘地区をひっくるめた港湾です。
1889年(明治22年)に、 門司港が国の特別輸出港(諸外国との貿易港として指定を受けた港)に指定されたのが始まりで、令和元年(2019年)で130周年を迎えています。
現在、11月15日が開港記念日となっていて、北九州港開港記念イベントはその日に合わせて開催されました。
北九州港公式:
![](https://kitakyuyoitoko.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/55566474757ce570946abb71e1d83597.png)
帆船や作業船が大集合!
北九州港開港記念イベントでは、『船舶大集合』と題して5隻の帆船や作業船が門司港に寄港しました。
一般公開やシップスクール、5隻を周るスタンプラリーなどが開催されました。
船舶大集合
帆船『海王丸』
帆船『海王丸』は、世界最大級のバーク型帆船で、4本のマストと白い船体が非常に海と青空に映えます。
普段は航海練習船として、船員を目指す学生への実習訓練を行う場となっています。
今回のイベントでは、一般公開のほか、帆の上げ下ろしや船を磨く体験ができる『シップスクール』が開催されていました。
監視艇『かいせい』
監視艇『かいせい』は、門司税関に所属する監視艇です。
今回のイベントでは、一般公開されていました。
![](https://kitakyuyoitoko.com/wp-content/uploads/2023/10/icon_001.jpg)
巡視艇『ともなみ』
巡視艇『ともなみ』は、門司海上保安部に所属する、消防機能が強化された巡視艇です。
今回のイベントでは、一般公開されていました。
浚渫船『海響』
浚渫船『海響』は、日本最新鋭の機器を搭載したグラブ浚渫船です。
北九州市若松区の株式会社『若港』に所属しています。
測量機器や浚渫機から自船やバケットの位置を把握・誘導することができる『SV-Navi』というシステムで、浚渫状況を3Dイメージとして表示することができるそうで、実際に門司港の海底の3Dイメージを見学することができました。
海響と次に紹介する浚渫船『アポロ18号』は、北九州市と『災害時支援協定』と締結しており、有事の際は船上シェルターとして活用するそうです。
グラブ浚渫船:グラブバケットによって水底土砂をつかみ揚げて浚渫を行う
![](https://kitakyuyoitoko.com/wp-content/uploads/2023/10/icon_001.jpg)
浚渫船『アポロ18号』
浚渫船『アポロ18号』は、全国各地の航路、泊地、港の整備・維持を行っているグラブ浚渫船です。
北九州市若松区の株式会社『白海』に所属しています。
ピンクと茶色の船体が非常に特徴的な船で、同名の某チョコレートを意識したカラーリングかと思われます。
![](https://kitakyuyoitoko.com/wp-content/uploads/2023/10/icon_001.jpg)
ちなみに、アポロ計画で月に行った『アポロ』は17号までで、18号はこの浚渫船だけ!
浚渫現場を3Dアニメーションで確認しながら施工できるシステムや、リアルタイムで出来形測量や管理ができるシステムなど、非常に生産性に力が入れられています。
関連記事
![](https://kitakyuyoitoko.com/wp-content/uploads/2023/11/2021-11-28_09-56-41_672-160x90.jpg)
コメント